やりたいことがあったら、やらなくてはいけないと思う。
船乗りだって、絵描きだって、作家だって、
医者だって、冒険だって、百姓だって、
カメラマンだって、牧場だって。
“いやねぇ、そりゃ昔は若かったからね。
オレだってこう見えても彫刻家になろうなんて燃えて努力もしてみたよ。
でもさ食っていけない。
あん時はオレも世間知らずだったから、夢みてたみたいなもんサ。”
そんな老人は私にいわせたら、くそったれ!
しっかり地球に足つけて、生きていきたい。
やりたいことをやっていきたい。
みんなもそうしてもらいたい。
私はおもうんだけども、男から、
野心や夢を取り除いたら、
動物園のオリの中の単なる一匹のオスでしかなくなる。
又は食べて出してるだけのぬけがらでしかない。
又はただ死ぬ日を待つ老人じゃないか。
生きているんなら、体中にあふれるエネルギーをたしかにまともにとらえたい。
宝島3月号 第3巻3号 通巻15号より抜粋。。。
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Respect!
偉大な絵描き、大橋歩さんの言葉です。
上の号(1975年3月号)をはじめとして、
一番面白かった頃の『宝島』をITAZURAにて取り扱い中。
みなさま、ぜひぜひ遊びにきてください。